So-net無料ブログ作成

林業の復権 [環境に投票を!]

 今、日本の森林のほとんどは、杉の人工林になっている。戦後、政策として山に杉を植えた。当時は、材木が不足していたため、成長するのが早い杉を植えることが奨励された。戦後の日本の林業は、杉が軸だったと言える。1985年以降、為替レートの完全変動相場制移行によって、大幅な円高が進み、海外から大量の安い木材が輸入されるようになると、日本の林業が廃れていく。その結果、山は荒れて杉だらけになったのが今の現状だ。

 樹木には、針葉樹と広葉樹の2種類ある。クヌギ、ナラ、ブナなどの広葉樹は、秋になると、実や枯れ葉を落とすため、山が潤う。実や葉が堆積して、土となって生物を育むからだ。杉などの針葉樹は、葉を落として土をつくることが無く、材木を作る以外の利点は見当たらない。むしろ、杉の人工林は、土砂崩れを引き起こす要因になっている。

 わかっていることは、杉では駄目だということだ。杉では、日本の林業者は生き残れない、かつ、山が荒れる。では、どうすべきか?
 杉の人工林を、広葉樹に植え替えよう。広葉樹ならば、材木としても利用できるし、山自体にもいい。また、スギ花粉症の抑制にもなる。
 日本の政治家も官僚も、戦後の林業の政策の失敗を積極的に認めて修正するべき。補助金や税制優遇などで林業での雇用を生み出して、広葉樹の山や森林を復活させよう。いらないダムを造るような公共事業はやめて、環境整備などの、納税者、労働者、お互いにとって得になるような公共事業を進めよう。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。